ハンギングバスケットやグループ植えでよく見かける、丸い葉が魅力的なグリーンネックレス。
実はグリーンネックレスには似た仲間がいることをご存知ですか?
この記事では、グリーンネックレスと似た特徴を持つ植物たちと、それらを増やす方法について紹介します。
さまざまなタイプの中から、あなたのお気に入りを見つけてください。
グリーンネックレス系の特徴
グリーンネックレスの仲間には、様々な形の葉を持つ種があります。これらの品種もグリーンネックレスと同じように、茎に沿って小さな丸い葉が並んでおり、それぞれの葉にはたっぷりの水分が含まれています。
これらの植物は元々乾燥地帯に生息しているため、乾燥環境に強い特性を持ちます。しかし、美しい葉を保ちつつ丈夫に育てるためには、適切な育て方が求められます。
グリーンネックレスに似た品種
グリーンネックレスには、およそ9種類品種が存在し、それぞれが独特の葉の形や大きさを持っています。これらのさまざまな品種は、それぞれに個性を放っており、魅力的です。
ここでは特に人気の5種類の品種を紹介します。
桃形ネックレス
桃形ネックレスは、その名の通り、尖った葉が桃の形を思わせることからその名前がつけられました。
この多肉植物は、その種類の中でも特に丈夫で、成長速度が速いことが特徴です。
また、光沢のある緑色の葉が美しく、室内の装飾としても非常に魅力的な品種です。
イルカネックレス
イルカネックレスの葉は、イルカの形をしているのが魅力です。
このユニークな多肉植物は、セネシオ属の七宝樹とグリーンネックレスを交配させることで生まれました。イルカのように愛らしい形状の葉は、見る人の心を捉え、特に多肉植物のコレクターや愛好家の間で高い人気を誇っています。
また、イルカネックレスの育成は他の多肉植物と比べると少し難しい面があります。
クレセントネックレス
クレセントネックレスは、三日月のような形の葉を持ちます。
桃形ネックレスと同様に、丈夫で成長が早い品種です。
病気や害虫に強く、少ない水やりでもよく成長するので、お手入れが簡単なのも魅力の一つです。
ナッツネックレス
ナッツネックレスは、アーモンドを連想させる葉の形や模様が特徴です。
京童子や京わらべとも呼ばれるこの品種は、グリーンネックレスよりも蔓が太く、粒も大きめです。
ナッツネックレスも丈夫で育てやすい品種になります。
エンジェルティアーズ
エンジェルティアーズは、「天使の涙」という名前が示すように、ピーチネックレスに似た形状ですが、白い斑の入った特徴的な葉が特徴です。
時にはピーチネックレスの斑入り種として販売されることもあり、多肉植物愛好家の間では非常に人気があります。
ネックレス型多肉植物の増やし方
多肉植物は通常葉挿しで増やしますが、ネックレス型の多肉植物を増やすにはどんな方法があるのでしょうか?
ネックレス型多肉植物を効果的に増やす方法とその最適な時期について解説します。
増やすのに最適な時期
根が付きやすい春か秋の成長期に挿し木を行うと、より効率的に増やせます。
挿し木のやり方
ネックレス型多肉植物の挿し木は、枝を切って土に挿す通常の方法とは異なり、切った蔓を土の上に置くだけの簡単な方法です。土に触れた部分から自然に根が出ます。実際には、元気な蔓を約10cmに切り、葉が重ならないように土の上に置きます。根が出るまで水やりは控えめにし、土を軽く湿らせておきます。
また、春や秋の成長期に挿し木をすると、根がすぐに生え、成功率が向上します。挿し木を行う際には、清潔なハサミを使用して、元気な蔓を選んで切り取りましょう。
水栽培のやり方
まとめ
グリーンネックレスには、約9種類の品種があり、それぞれがユニークな葉の形やサイズを持っています。
育てやすいことから、さまざまな品種を集めて楽しむことができます。あなたにとって特別な一品を見つけてみましょう。
インテリアにもぴったりなこの植物は、ガーデニングの入門として最適ですので、ぜひ試してみてください。