「寄せ植えって難しそう」「どうやって始めたらいいかな?」と思っている初心者の方々、心配無用です!
多肉植物は土と水が少なくてもよく育つので、寄せ植えにぴったりです。剪定した枝や自然に落ちた葉からも簡単に増やせます。
基本的なポイントを覚えれば、誰でも簡単に寄せ植えにチャレンジできますよ。
あなただけの素敵な多肉植物のスペースを作って、庭や部屋を彩りましょう。
植物を選ぶ時のポイント
植物を選ぶ時の大切なポイントは、成長の仕方が似ている種類を選ぶことです。
同じグループに属する種を選んだり、植物のガイドブックで、春や秋に活動する種、または冬に活動する種など、成長サイクルが似た種を探しましょう。
こうすることで、季節に合わせたお世話が楽になります。
最初にメインになる植物を決めて、それから同じグループや成長パターンの植物を選ぶといいですよ。
多肉植物寄せ植えで美しさを作るコツ
多肉植物の寄せ植えを魅力的にするためには、特に3つの要素が大事です。
POINT 1
POINT 2
サイズの違いを活かすのも大切です。
大きくなる種類、小さい葉が特徴の種類、地面を這うように育つセダムなど、サイズの異なる種類を使って寄せ植えにメリハリを加えましょう。
大きい種類を中心にし、小さい種類でスペースを埋めると、バランスの取れた美しい寄せ植えになります。
POINT 3
高さに変化をつけることも重要です。
上に伸びる種類、下に垂れる種類、横に広がる種類など、多肉植物の成長特性を理解し、高低差を出すことで、よりバランスの良い寄せ植えができます。
寄せ植えを始めるための準備と必要な道具
寄せ植えを始める前に、最初にすることは適切な鉢や容器を選ぶことです。
家にあるコップやリサイクルできる空き缶など、いろいろなものが使えますが、水はけのいい穴が開いている鉢が一番です。
コップや缶を使うなら、ドリルやキリで底に水抜きの穴を開けるのが良いでしょう。
他に必要なものには、多肉植物用の土や、鉢の底に敷くための鉢底石と鉢底ネット、土を動かすスコップ、植物を配置する時に使う割り箸などがあります。
・水はけのいい鉢や容器
・多肉植物用の土
・鉢底石
・鉢底ネット
・土スコップ
・割り箸
多肉植物寄せ植えの作り方と育て方のコツ
- STEP1鉢底ネットを鉢の底の穴の大きさに合わせてカットして、鉢の底に敷きます。
- STEP2鉢底石を入れたら、ゆっくりと土を加えていきます。
- STEP3鉢に土を半分くらい入れたら、多肉植物を配置してレイアウトを考えます。
- STEP4レイアウトが決まったら、多肉植物をポットから取り出して植えます。
(ポットから出した時に根が密集していたら、土を少し落として根をほぐしてあげるといいです。) - STEP5植物を片手で支えながら、もう片手でスコップを使って土を均等に足します。
- STEP6土の量は、鉢の縁から1cmくらい低くなるように調整します。
- STEP7最後に、割り箸で土の表面を軽く押して、空洞や土の偏りがないか確認します。
美しく育てるコツ
多肉植物を育てる時は、それぞれの種類の成長特性に合わせた世話が大切です。
たとえば、日光を好む種類なら明るい場所を選び、水をあまり必要としない種類なら水やりを控えめにします。これによって、各植物が最適な環境で元気に育ちます。
多肉植物が密集していると湿気がこもりがちなので、風通しの良い場所での管理が重要です。
伸びた部分や葉が密集している場合は、定期的に剪定して通気性を保つことも大切で、これにより病気や害虫のリスクを減らせます。剪定は多肉植物を元気に保つために重要です。
また、特に大きく成長した多肉植物は、株分けして別の鉢に植え替えることをおすすめします。
寄せ植えのお手入れとポイント
寄せ植えが成長して形が崩れ始めたら、詰め込むのではなく、植物を分けてもっと大きな鉢で育てることを考えましょう。
排水穴がない容器を使う時は、水やりに注意が必要です。
水をやった後は、容器を傾けて余計な水を出し、鉢底に水が溜まらないようにしましょう。
また、ゼオライトを鉢の底に敷くと、水をきれいにして鉢内の環境を清潔に保つことができます。これらの工夫をすることで、植物を長期間元気に保つことができます。
まとめ
多肉植物の寄せ植えは、初心者の方でも手軽に楽しめます。
今回ご紹介したポイントを参考にしながら、自分だけの個性的な寄せ植えに挑戦してみてください。
失敗を恐れずに、さまざまな種類や色の多肉植物を組み合わせて、あなたの理想の小さな庭を作り上げましょう。